NHK海外たすけあい

ルワンダの都市から離れた農村部や山間部では、大雨により洪水や土砂崩れなどの災害が多く発生し、安全な水や衛生的なトイレの普及率も低いことから、コレラやマラリアなどの感染症の拡大が大きな問題となっています。

バングラデシュでは、毎年のように発生するサイクロンによる高潮や暴風雨が深刻な被害をもたらしています。今年も5月に大型のサイクロンが上陸し、160万人以上が避難。少なくとも36の村が高潮で浸水し、住宅2000棟以上が倒壊しました。

今年3月、モザンビークに大型サイクロン「イダイ」が上陸。近年モザンビークが直面した自然災害の中で最大級であり、国内での被災者は185万人、16万人が家を失い、600人以上が亡くなりました。また、コレラなどの感染症も深刻な問題となっています。

コレラや土砂災害対策といった保健や防災に関するアニメ映画をルワンダの村々を巡回して上映し、啓発活動を実施。電気の供給も不十分な村では、娯楽の一つとして村に活力を与えており、これまでに6万人以上の住民が上映会に参加しました。

日赤は現地医療スタッフやボランティアとともに医療活動を実施し、これまでに延べ7万5千人以上を診療してきました。また、サイクロンや大雨に備えた新しい診療所の建設などを行いました。

日赤は感染症専門医を派遣し、コレラやマラリアの感染拡大を防ぐために、医療施設の整備や治療レベルの向上、水質調査や住民への啓発活動を行いました。